WEB塗料報知|塗料・塗装、コーティング業界のプラットフォーム

東京モーターサイクルショー、来場者数増加

東京モーターサイクルショー協会は「第52回東京モーターサイクルショー」を3月28日から3日間、東京都江東区有明の東京ビッグサイトで開催。会期中の出展車両数584台(前年比5・7%減)、小間数1076小間(同1・4%減)、3日間の来場者数は11万8812人(同4・3%増)と、出展社数が減ったものの来場者数は増加。会場にはバイクのトレンドを求めたライダー達が集まり、昨年以上の熱気に包まれた。

THUNDER Motorcycles Japanの「雷」:雷門から日本をイメージした和のテイストで世界へ発信。

ブリヂストンのBATTLAX HYPERSPORT S23KTMを装着した 「1390 SUPER DUKE R EVO」:コーナーリングを体感するバンク跨り体験を実施。印象的なオレンジは、2005年の990SUPER DUKEからインスピレーション


塗料・塗装関連では、BAN‐ZI(宮原万治社長)が出展した。同社が得意とする〝サビ対策〟を、バイクにも展開。バイクの洗浄、フロントフォークのサビ除去やコーティング剤、タンク内のサビ除去等、バイクのあらゆる部位に適したメンテナンス商品を取り揃え、販売した。ブースには初日から多数の来場者が押し寄せ、女性スタッフが顧客の要望にきめ細やかに対応していた。さらに30日には、ドライダーの宮城光氏、トライアルライダーの藤原慎也選手のトークショーがあり会場を盛り上げた。

BAN‐ZIブースには「MUD MAX」を買い求め多くのライダーが押し寄せた


同展示会での目玉商品は、強アルカリ洗浄剤「MUD MAX(マッド マックス)」。希釈率が1~100倍となっており、製品ラインアップには原液と10倍希釈済みを用意。水性で経済的に使用でき、愛車を痛めることなく、アルミやアルマイトに使うことができる。家庭用での使用も可能となっており、ユーザーの中には「水垢などもきれいに落ちるので、自宅のお風呂掃除にも重宝している」との声もあった。さらに、4月1日に新発売したサビキラーPROシリーズ「ケレンパス」を市場初公開。
 
同社の宮原社長は「当社は元々建築系の塗料メーカーとして設立した。お客様の要望を基に、特殊塗料の研究・開発・製造を続け、対サビ塗料の開発に辿り着いた。本日もブースにたくさんの方に来ていただいたが、特に水性塗料で良いサビ止め製品は他にはないと自負している。建築系、二輪系の他あらゆる業界に、当社の高機能製品をもっと知ってほしい」と話す。