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日本ペイント、建築用リニューアル発売

日本ペイントは7月23日、建築用分野においてターペン可溶フッ素樹脂トタン屋根用塗料「デュフロンDFルーフ」、ターペン可溶1液反応硬化形フッ素樹脂系屋根用塗料「1液ファインDFルーフ」、打ち放しコンクリート面仕上げ水性フッ素樹脂系上塗りクリヤー塗料「水性DFプーレクリヤー」の3製品について、リニューアル発売を開始した。
 
DFシリーズリニューアルの背景には弱溶剤4F樹脂の廃止およびその他原料の供給事情があるが、同社が長年培ったフッ素樹脂塗料開発に基づく設計技術により、4F同等以上の耐久性を発揮する製品リニューアルを実現した。今回の3製品は、4フッ化フッ素セラミック変性樹脂塗料4Fシリーズのリニューアルに伴い、新たに拡充する次世代フッ素樹脂塗料シリーズ「DFシリーズ」の第三弾となる。
 
ターペン可溶フッ素樹脂トタン屋根用塗料「デュフロンDFルーフ」(現行品:デュフロン4Fルーフ)は、2液形の弱溶剤系で耐候性や耐水性に優れた強靭な塗膜を形成するとともに、密着性にも優れるため、塗りたての美しさ(初期光沢)を長期間保つ。また、寒冷地での高い滑雪性を発揮するとともに、滑雪時に発生する傷や剥がれから強力にガードする。耐候性をはじめとした基本性能は4Fシリーズ同等以上である。
 
ターペン可溶1液反応硬化形フッ素樹脂系屋根用塗料「1液ファインDFルーフ」(現行品:1液ファイン4Fルーフ)は、1液形の弱溶剤系で耐候性や耐水性に優れた強靭な塗膜を形成するとともに、密着性・滑雪性にも優れる。耐候性をはじめとした基本性能は4Fシリーズ同等以上である。

クラウディ工法施工前後の比較画像

 
打ち放しコンクリート面仕上げ 水性フッ素樹脂系上塗りクリヤー塗料「水性DFプーレクリヤー」(現行品:水性4Fプーレクリヤー)は、打ち放しコンクリート面生地仕上げ工法である「水性DFプーレシステム工法」および打ち放しコンクリート面着色仕上げ工法「CLOUDY クラウディ工法」での水性上塗りクリヤー塗料である。耐候性をはじめとした基本性能およびつやのラインアップは現行品と同等である。
 
なお、これら3製品の発売に伴い、現行品は在庫が無くなり次第廃止となる。
℡03・3740・1488