小野運送店、配送能力増強中 西多摩郡に300坪推進
2017.08.27
小野運送店は、1500坪の土地を取得し、埼玉の拠点を統合して平成26年に開所した「埼玉営業所」(所在地=白岡市荒井新田字瀬1111~6)が、新規顧客の獲得にも成功し順調とのことだ。収支の改善にも大きく貢献しているという。
また、東京都内でも大田区城南島に300坪の土地を確保。城南島センターを設けた。東京23区内対応のアイカ工業東京ベイデポを7月に開所。加えて産業廃棄物処理業の中間処理施設を本社から、今年中にも同所に移す予定だ。
都内では西多摩郡日の出町でも新たに300坪の土地の確保を推進中。配送施設を整備し、アイカ工業の多摩方面への配送を担う計画がある。
また、一極集中により運輸業にとっても東京は今後も非常に有望。圏央道沿いに同社はすでに埼玉県白岡市(埼玉営業所)、東金市などに拠点がある。日の出町の新拠点も加えることで、東京をにらみ新たな需要の開拓も進める。
特に需要増が見込める中ロットの混載の力をつけたい意向だ。今年中か来年早々にも稼働させる。神奈川県にも今後投資していく。
「稼がせていただいた利益を投資してよりお客様のニーズに応えるのが物流会社の基本。今後もお客様の役に立つ新たな魅力的な配送を提供していきたい」(小野正彦社長)と意欲的だ。
さらに産廃収集運搬処理業の営業でも危険物配送のメニューを積極提案。産廃と配送の営業の相乗り作戦を進め、効果を上げている。
℡03・3474・2081