リコーエレメックス、時間相関による検査装置
5月の関西展に続いて時間相関技術を活用した「塗装・めっき外観検査装置」を出展した。本製品は、時間相関イメージセンサーが光の強度を周期的に変化させることで、通常のFAカメラと比べて圧倒的な情報量で塗装やめっき外観の検査を自動的に行えるもの。これにより、ハジキ、タレ、ゴミブツを確実に検出することができる。
導入効果として、①官能的な検査基準の定量値化、②検査のムダ解消と省人化、③検査データ活用による工程改善が期待できる。
なお、今回は関西展で多くの塗料メーカーからの要望を受けて、塗料開発・出荷受入時の評価試験用に特化した「塗装評価機」も参考出展した。
同じく時間相関技術を活用したもので、塗装試験片の検査に便利な構造となっている。