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テラDX、施工管理ソフトを開発

テラDXソリューションズ(東京・徳重徹社長)は、建築業者を対象に現場の効率化を図る管理ソフト「テラ施工管理」をリリースした。同社を含むテラグループは、大手損害保険会社の自然災害発生時の迅速な保険金支払いにおいて、戸建住宅修繕の元請けとして調査から施工までをトータルで実施するサービスを展開しているが、同取り扱い件数の今後の大幅な増加を見込み、建築業界の課題に迅速に対応するため、本施工管理ソフトを開発した。

同社は前身のテラリフォームにおいて、昨年8月から本ソフトの開発を始め、テストマーケティングにおいて、すでに普及しているトークアプリのような作りにより、現場職人にも直感的に簡単に操作が可能で、ダウンロードしたその日からすぐに使うことができる。しかも期間限定ではなくコストも完全無料提供といったことから、話題となっている。 

本ソフトの機能は次の通り。
▽トーク機能=工事現場ごとに、工事現場の関係者のみが参加可能なトークグループを作成できる。その工事現場に携わる関係者のみに一度の操作で用件、写真の共有等が可能となる。
▽掲示板機能=トーク内容の中から重要事項のみを選択し、掲示板に貼り付けることが可能。そのため、工事現場の作業における重要事項をいつでもすぐ確認することができ、見逃し等を防げる。
▽写真管理機能=アルバム機能を利用することで、工事現場の写真の整理を現場や作業ごとに簡単に行える。そのため、即座に確認したい写真を簡単に見つけ、確認することが可能となる。
▽位置情報共有機能=建築工事現場において、携わる関係者数が非常に多いなか、工事現場で作業する職人が今どこにいるのかを簡単に把握することが可能となり、管理が容易になる。 

同社徳重社長は、「『テラ施工管理』は、今後、建築工事会社様のご要望に合わせ、各種機能のアップデートを行う予定です。また、より多くの建築工事会社様に貢献させていただきたく、販売代理店の募集を加盟金や手数料など完全無料にて実施し、拡大を図ります。新型コロナウイルスの影響もあり、今後、建築業界においても経営課題が深刻化すると考えられます。弊社は現場の効率化と完全無料の管理ソフトをご提供することにより、建築業界の経営課題、DXに挑戦いたします。また、今後も業界を大きく変革すべく、様々なサービスをご提供させていただく予定です。本ソフトのサービス提供とともに、大手損保との事業サービス取扱い件数が大幅に増加し、専門業者の不足が予想されます。そこで、優良業者様のネットワーク(リフォーム会社、工務店、屋根、足場、塗装などの専門業者)を全国に構築したいと考えています」と話す。

本件に関する問合せは同社(TEL03・4400・5743)まで。