『塗布と塗膜』The Coatings Quarterly(Vol.12 No.1)

本体価格: | 年間購読8,800円(税込/送料込) |
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著者・出版: | 塗料報知新聞社 |
ページ数: | 64ページ |
体裁: | A4・全面カラー |
発刊日: | 2023年2月20日 |
社会的課題の克服目指す塗料・塗装 / 自動車塗装の環境対応とカラーデザイン
環境対応は、「塗料」や「塗装」のみ最適化するという範囲を超え、サプライチェーン全体の配慮が必要になってきた。原料・塗料製造~前処理~塗装~乾燥炉~脱臭装置等、最終的には廃棄までを見渡す必要がある。ものづくりの仕上に「塗装」を選択する際には、サプライチェーン全体での環境負荷が尺度となり、めっきや蒸着、その他表面処理と比較されるようになる。
塗装の生き残りのためには、その横の繋がりにおける環境負荷を適正に見える化し、課題があれば横の繋がりの中でも、解決を図る行動が必要となる。社会課題の克服に向け、塗料・塗装ができることを業界全域で取り組む段階に来ている。
こうした考えのもと、本号の寄稿では工業塗装におけるLCAの重要性と、塗料・塗装のライフサイクルとして資源化の可能性を探る。また、塗料原材料の視点から、CO₂排出削減や低温硬化につながるシステムを紹介する。なお、工場塗装レポートでは、建材の新たな前処理の選択肢を広げたクロムフリー化成処理の実情に迫った。
『塗布と塗膜』
昭和46年に創刊した旧『工業塗装』誌の工業用塗料・塗装分野はもとより、建築用塗料・塗装分野はもちろんのこと、広くコーティングや表面処理、関連材料、更には色彩・デザインといった分野までを網羅する業界関連総合専門誌。業界とユーザーを繋ぐ専門誌として創立65周年に新題号としてスタートしました。
2023年2月号(Vol.12 No.1)
特集 社会的課題の克服目指す塗料・塗装/自動車塗装の環境対応とカラーデザイン
工場レポート
マルシン 松伏工場(埼玉)
寄稿一覧
◆ 工業塗装におけるLCA提案 /坂井 秀也【坂井技術士事務所】
◆ 廃塗料の資源化と導入事例/抗ウイルス性処理技術 /宮崎 利久【一般財団法人Inbound Japan微生物応用研究所】
◆ 脂肪族二液型ポリウレアシステム「パスクイック」について /森田 寛【住化コベストロウレタン株式会社】
注目・製品
・製品コーナー 旭サナック㈱ エア静電自動ガン ロボガンⅢ (EAB400)
・製品TOPICS 2022年11月~2023年1月 新製品リスト
SDGs
・自動車塗装の環境対応 トヨタ自動車、日産自動車
・オートカラーアウォード2022 グランプリに〝働くクルマ″
・東京オートサロン 鈍い金属感エクステリア目立つ
教育
・愛知県塗装技能作品展 工業・建築合わせて109作品が出品
・三王 粉体塗装ワークショップ開く 多摩美大 アルミホイルの自由造形でチャレンジ
コラム
・たくを語録 工業塗装の神髄を読む (13)/小柳拓央(小柳塗工所)
マーケット分析
・高機能素材Week コーティング ジャパン(注目のブース案内)
・AUTOMOTIVE WORLD COLOR TREND アクサルタコーティングシステムズ、BASF
・第25回グッド・ペインティング・カラー 塗料の質感表現に進展
・統計
塗料・塗装業界ニュース・トピックスほか
・塗料・塗装業界ニュース・トピックス
・団体ニュース 九州工業塗装協同組合、東京工業塗装協同組合青年部、日本塗装機械工業会
・ピックアップ 関係各省庁発表・公布情報
・インフォメーション(催し物ガイド)
・表紙のことば・編集後記
目次
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