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『塗布と塗膜』The Coatings Quarterly(Vol.13 No.2)

本体価格: 年間購読8,800円(税込/送料込)
著者・出版: 塗料報知新聞社
ページ数: 64ページ
体裁: A4・全面カラー
発刊日: 2024年5月20日

塗料・塗装業界で人材の採用や定着に頭を抱えている経営者は多いことだろう。世間での人材不足の例に漏れず工業塗装でも大きな課題だ。採用もさることながら、「定着」の難しさがあり、その背景には「新入社員が入っても基本を教える適任者がいない」「業界の奥深さを上手く伝えきれない」等、人材育成面の弱さがある。「教育できない⇒人が育たない⇒定着しない」を繰り返すことで、若手を受け入れる基盤が弱くなり、応募者が来ないという負のスパイラルになっている。企業風土や企業体制の再構築こそ、人材が定着する必須条件と言える。

一方、塗装の仕事の基本は「見て覚えろ」と言われて久しいが、今後は高齢化によるベテランの退職増が見込まれ、モデルとなる社員不在という懸念もあるようだ。社内のノウハウをデータ化して適正に保存し、すぐに取り出せる状況にしておくこともサステナブル経営には必要なことだろう。

本特集では、直近5年で新卒採用者25人と大幅に若返りを見せた筒井工業(愛知・半田市)をモデルケースとして工場レポートを実施。また、人材育成や即戦力化に寄与するハード機器を紹介しているので、人材育成の方法論を探ってほしい。

『塗布と塗膜』

昭和46年に創刊した旧『工業塗装』誌の工業用塗料・塗装分野はもとより、建築用塗料・塗装分野はもちろんのこと、広くコーティングや表面処理、関連材料、更には色彩・デザインといった分野までを網羅する業界関連総合専門誌。業界とユーザーを繋ぐ専門誌として創立65周年に新題号としてスタートしました。

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2024年5月号(Vol.13 No.2)

特集 業界人材の採用・教育と即戦力化 ほか

特集一覧 

【工場レポート】
  ◆働き甲斐のある企業体 筒井工業(愛知・半田市)

【寄稿】 
  ◆VR塗装シミュレーターSimSprayによる塗装技術教育 / 吉田 幸徳【株式会社ブロードリーフ】
  ◆CCMを活用した調色技術者の育成と即戦力化 / 戸田 尚秀【倉敷紡績株式会社】

【訓練校レポート】
  ◆塗装の基礎から応用訓練 東京都立城東職業能力開発センター

注目・製品

 ・製品コーナー 旭サナック デュアル電界方式 粉体自動ガン EcoDual ECDa
 ・書籍案内 日本塗料工業会、最新版『日本の塗料工業』
 ・明治機械製作所 創業100周年、旭サナックUTS リアル開催
 ・書籍案内 技術評論社 しくみ図解シリーズ『表面処理が一番わかる』
 ・製品TOPICS 2024年2月~4月 新製品リスト

マーケット

・特集2:2024塗料需要別マーケットレポート 工業、建築、船舶、インフラ ほか
・塗装の変革 ABB/インクジェット塗装が実用化 アクサルタ/自補修の調合工程自動化
・ユーザー事例 北陸新幹線、東京・黎明小橋、フォーミュラE
・塗料産業海外 REVIEW グローバルメジャーメーカー動向把握
・INFRASTRUCTURE 効率化目指すインフラ保全/水中ドローンに期待
・建築塗装 訓練校からのキャリアデザイン(東京都塗装高等技術専門校、立装)
・統計

注目団体活動

 ・神奈川県工業塗装協同組合/塗装技能コンクール
 ・埼玉県工業塗装協同組合/令和6年度通常総会

コラム

・たくを語録 工業塗装の神髄を読む(18)小柳拓央(小柳塗工所)

展示会レポート

・東京モーターサイクルショー、表面処理加工技術展2024、Sea Japan 2024/オフショア・港湾技術展

塗料・塗装業界ニュース・トピックスほか

・塗料・塗装業界ニュース・トピックス
・業界海外展示会出展促進企画 EUROPEAN COATINGS SHOW 2025 JAPAN TECH &  TREND KIOSK テーブル出展企業 募集
・団体ニュース 日本塗料商業組合、日本塗装機械工業会、日本パウダーコーティング協同組合、神奈川県工業塗装協同組合、関西工業塗装協同組合、東京工業塗装協同組合
・ピックアップ 関係各省庁発表・公布情報
・インフォメーション(催し物ガイド)
・表紙のことば・編集後記

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目次

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