『塗布と塗膜』The Coatings Quarterly(Vol.13 No.3)
本体価格: | 年間購読8,800円(税込/送料込) |
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著者・出版: | 塗料報知新聞社 |
ページ数: | 64ページ |
体裁: | A4・全面カラー |
発刊日: | 2024年8月20日 |
特集:機械化・自動化ソリューションによる人手不足緩和と生産性向上
いま直面している人手不足は、将来にわたる確定要素の課題と言える。オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授が2014年に発表した『雇用の未来』には、「10年後には、今ある職種の半分が消えてなくなる」と論じられ、職業のオートメーション化を予測。消える職業の中には塗装業も含まれていたが、発表から10年が経ち現実は違うものとなっている。とりわけ日本の場合は、技術の進展よりも先に人材不足に見舞われた。機械化・自動化は人と共存することで塗装の可能性を広げている。
取って代わるものではなく、人手不足の解消の一つの手段として再度、塗装の機械化・自動化が注目を浴びているのが"いま"だ。センサー技術やソフト技術の精度等が向上し、塗装機の自動システム化が増えた。塗装機では、塗着効率が向上し、各メーカーでの塗着効率の数値の競い合いまで生まれている。また、これまで自動化が難しいとされてきた検査工程などの分野まで領域が広がった。
塗装の機械化・自動化を本テーマにし、実際のロボット塗装の運用状況を塗装専門事業者に取材した。また、ロボット、塗装機、検査工程での最新のソリューションを各メーカーの寄稿により紹介する。
『塗布と塗膜』
昭和46年に創刊した旧『工業塗装』誌の工業用塗料・塗装分野はもとより、建築用塗料・塗装分野はもちろんのこと、広くコーティングや表面処理、関連材料、更には色彩・デザインといった分野までを網羅する業界関連総合専門誌。業界とユーザーを繋ぐ専門誌として創立65周年に新題号としてスタートしました。
2024年5月号(Vol.13 No.3)
特集 機械化・自動化ソリューションによる人手不足緩和と生産性向上 ほか
特集一覧
【工場レポート】
◆創立60周年 人とテクノロジーが融合 株式会社林塗装工業所(埼玉・松伏町)
【寄稿】
◆協働ロボットによる塗装工程の自動化 / 管野 一郎【ファナック株式会社】
◆高い生産性と高塗着効率を実現したベル型静電塗装機の開発 / 寺田 勝【ABB株式会社】
◆塗装面外観検査工程の自動化における効果/ 大西 理史【川崎重工業株式会社】
注目・製品
【特別寄稿】
新型配合品:水系パール塗料に応用する耐候性と耐熱性の最新技術研究/楊 永吉ほか【台湾エバーライトケミカル】
・CLOSE UP 積水化学工業 塗料転写シートを開発
・製品コーナー 旭サナック 自動希釈装置 ADC100
・BMW 塗装工程の排出浄化動力を電力化
・注目企業 ロイド、ホソカワミクロンワグナー、ヲサメ工業
・旭サナック 自動化支えるサービス部
・製品TOPICS 2024年5月~7月 新製品リスト
マーケット
・関西ペイントグループ、2~3年後の車体色を提案
・塗料業界「2024物流問題」現況アンケート
・塗料産業海外 REVIEW グローバル塗料メーカーBIG3業況 利益率回復、売上足踏み
・INFRASTRUCTURE TOPICS インフラ改修にロボティクス/JR西日本、アイ・ロボティクス
・統計
注目団体活動
・インタビュー 神奈川県工業塗装協同組合・石川政男 理事長
・IPCOカンファレンス 産・学・官で工業塗装を高度化
コラム
・たくを語録 工業塗装の神髄を読む(19)小柳拓央(小柳塗工所)
展示会レポート
・展示会レポート 第7回塗料・塗装設備展[大阪]
塗料・塗装業界ニュース・トピックスほか
・塗料・塗装業界ニュース・トピックス
・団体ニュース 日本パウダーコーティング協同組合、東京工業塗装協同組合、
神奈川県工業塗装協同組合、埼玉工業塗装協同組合、愛知県工業塗装協同組合、
関西工業塗装協同組合、九州工業塗装協同組合
・ピックアップ 関係各省庁発表・公布情報
・インフォメーション(催し物ガイド)
・表紙のことば・編集後記
目次
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