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『塗布と塗膜』The Coatings Quarterly(Vol.14 No.1)

本体価格: 年間購読8,800円(税込/送料込)
著者・出版: 塗料報知新聞社
ページ数: 64ページ
体裁: A4・全面カラー
発刊日: 2025年2月20日

特集:鉄・樹脂・木…「素材と塗装」の基礎知識

  塗装の代表的な被塗物は、金属、樹脂、木材、ゴムにガラスや皮革などがある。個体であれば、表面処理やプライマーを駆使して塗装が可能だと言う。金属一つをとっても鉄鋼、アルミニウム、ステンレス、亜鉛、銅など多種多様であり、特に金属ではさびや腐食を防ぐ防食技術として塗装が行われている。一方、他素材では表面保護や美観、劣化防止など塗装することで素材を輝かせ、活かし続ける役割がある。素材は進化を遂げ、カーボンやFRP、最近では金属ゴムや各種バイオマス原料を使用した素材が生まれており、こうした素材の動向も注視する必要がある。 
   塗装する素材を知ることは、塗装を行うことで重要な要素である。工業塗装においては、被塗物が何だが知らされず工場に持ち込まれる例もあり、持ち込まれる素材の性質を理解し、下地処理や塗装方法を選択することも工場ノウハウに差が生まれてくる。
 本誌では、各被塗物の素材マーケットをおさえつつ、基本的な素材特性と塗装方法を主要被塗物となる「鉄」と「樹脂」には、塗装事業者の著者に執筆をお願いした。一方で、古来からある「木」に対しては、基礎に加え最新動向をおさえるため、専門家に依頼した。新年第一段の本誌ということもあり「知って知っ得、素材の話」を集めた。

『塗布と塗膜』

昭和46年に創刊した旧『工業塗装』誌の工業用塗料・塗装分野はもとより、建築用塗料・塗装分野はもちろんのこと、広くコーティングや表面処理、関連材料、更には色彩・デザインといった分野までを網羅する業界関連総合専門誌。業界とユーザーを繋ぐ専門誌として創立65周年に新題号としてスタートしました。

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 2025年2月号(Vol.14 No.1)

特集一覧 

【寄稿】
①被塗物となる素材マーケットの動向~環境対応への変化~/『塗布と塗膜』編集部【株式会社塗料報知新聞社】
②塗装業者からみた鉄材料とその扱いについて/小柳 拓央【有限会社小柳塗工所】
③プラスチック素材と一般的な塗装方法の基礎知識/大熊 重之【株式会社オークマ工塗】
④木材素材と木材塗装技術/高橋 富雄【技術アドバイザー】

注目 企業・製品

・製品コーナー 旭サナック 粉体塗装システム 粉体高速色替塗装システム
・注目企業 ロイド、ホソカワミクロンワグナー、ヲサメ工業
・製品TOPICS   2024年11月~2025年1月 新製品リスト

マーケット

・塗装の変革 オーウエルがJAL、JAXAと リブレッド塗膜でCO₂削減 ほか
・オートカラーアウォード2024 CMF表現が洗練
・塗料産業海外 REVIEW  グローバルメジャーメーカー動向把握 2024年通期業績を発表
・グッド・ペインティング・カラー 質の向上に生活者目線
・統計

注目団体活動

・埼玉工業塗装協同組合 第8回埼玉塗装コンクール募集
・工業&建築塗装 技能TOPICS 第59回愛知県塗装技能作品展が開かれる
・九州工業塗装協同組合セミナー 安川電機、協調塗装を解説

連載・コラム

《NEW》塗料から機能性コーティングへ 佐熊 範和【東京都立産業技術研究センター】

レポート

・木材塗装研究会:タイ研修旅行  新たな絆と信頼感を醸成

塗料・塗装業界ニュース・トピックスほか

・塗料・塗装業界ニュース・トピックス
・団体ニュース 
・ピックアップ 関係各省庁発表・公布情報
・インフォメーション(催し物ガイド)
・表紙のことば・編集後記

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