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クセになる使いやすさ

横浜化成は、溶剤塗料用濃縮着色剤「ハイコンク」シリーズと水性塗料用濃縮着色剤「水性コンク」シリーズに、業界初となる新色「グレー」を追加し、好評を博している。これまではグレー系を調色するとなると白塗料にオーカー、黒、赤錆を混ぜていたが、今回グレーの登場で白にグレーを混ぜるだけで簡単に調色できることになる。

ハイコンク（左）と水性コンク（右）

同社では、新しい商品を顧客はなかなか手に取りにくいと考え、ＹｏｕＴｕｂｅを利用した同社の「ユニラントチャンネル」を開設。動画による製品の解説を行っており、同製品をより身近に感じることが可能だ。同チャンネルの中では、実演する場面があり、ＹｏｕＴｕｂｅでおなじみのフレーズ「実際に調色してみた」では、オーカー、黒、赤錆で調合した場合の57秒に対し、グレーと白での調合では24秒と短縮した。同社担当者は「きっと使えば使うほどクセになります。是非楽をしてみてください」と話す。

また、「例えば建築物件で現場色合わせ（グレー系）の場合、目的の色の手前（少し淡目）までこのグレーで一気に合わせて最後にオーカー、黒、赤錆などを使い微調整を行う。間違いなくこの方が早いです。言わばドライバーでいきなりワンオンさせて最後にパターで寄せていく。この夢のドライバーが今回発売したグレーシリーズなのです」とも語った。

℡０６・６３６４・４９８１（同社大阪支店）