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強溶剤２液ウレタン相当の性能

大日本塗料は、耐皮脂軟化性を有し、さらに臭気を抑えた室内用水性塗料「アクアマリンタックレス凛」を発売した。本製品は、既に４年前に塗膜の耐皮脂軟化性を特長とし発売した市場でも好評である「アクアマリンタックレス」の品質は維持しつつ、さらに臭気を抑えた製品である。

アクアマリンタックレス凛

人の往来が多く、手が触れる扉のノブ廻りや手摺に塗装された塗膜は人から分泌される皮脂やハンドクリーム等が浸透および蓄積することにより軟化し、汚れが付着する。さらに軟化した塗膜が擦られると簡単に剥がれが生じる。このような現象を、一般に皮脂軟化と呼ぶ。
　
本製品の特長は、①耐皮脂軟化性が強溶剤２液ウレタン樹脂相当である。当社の促進試験では、一般の水性塗料はもちろんのこと、該当箇所によく使用される合成樹脂調合ペイント、弱溶剤ウレタン樹脂塗料より優れている。②超低臭である。当社内での臭気測定では一般の水性塗料の１／３、従来品の１／２の臭気であり、塗装中、塗装後の臭気は大幅に低減される。③豊富な製品ラインアップである。エナメル塗料では艶有から艶消まであり、あらゆるケースに対応できる。また艶有クリヤー塗料もあり、既存意匠を活かした仕上げも可能である。
　
以上、内装用塗料は「環境面」、「健康面」からますます水系化が進んでいる。優位性を図るため、水性塗料にさまざまな機能を付加することで、更なる需要の拡大に繋がるものと期待している。
　
℡０１２０・98・１７１６（塗料相談室)