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4月エマルジョン統計、塗料向け横ばい

日本接着剤工業会(野川隆幸会長)はこのほど、平成29年4月のエマルジョン製品の生産と出荷数量を発表した。全生産量(融通分を含む)は4万3735t(前年同月比0・6%減)で、出荷量は4万1304t(同月0・4%増)であった。

用途別出荷では、塗料は1万3914tで、前年同月比横ばい。前月3月対比については、2・7%減であった。

なお、接着は1万799t(前年同月比2・2%減)、製紙1748t(同0・1%増)、繊維2548t(同2・7%減)、土木1845t(同9・2%減)、粘着5904t(同1・1%減)、その他2772t(同1・2%減)、輸出1794t(同70・0%増)であった。

またモノマー別出荷では、酢ビ・ホモが7206t(同0・3%減)、酢ビ・コポリ1077t(同3・1%減)、EVA4811t(同0・5%増)、アクリル1万5231t(同1・4%減)、アクリル・スチレン9682t(同2・6%増)、その他3297t(同4・4%増)であり、酢ビ系8283t(同0・6%減)、アクリル系2万4913t(同0・2%増)であった。