9月エマルジョン統計 塗料向け出荷2・1%増
2017.11.17
日本接着剤工業会(野川隆幸会長)はこのほど、平成29年9月のエマルジョン製品の生産と出荷数量を発表した。全生産量(融通分を含む)は4万6811t(前年同月比2・1%減)で、出荷量は4万2842t(同0・1%減)であった。
用途別出荷では、塗料は1万4176tで、前年同月比2・1%増加。前月比でも7・1%の増加となり好調であった。ほか、接着は1万1688t(前年同月比5・4%減)、製紙1687t(同3・2%減)、繊維2535t(同2・5%減)、土木2345t(同6・4%増)、粘着5948t(同1・4%減)、その他2380t(同0・7%増)、輸出2083t(同21・3%増)であった。
またモノマー別出荷では、酢ビ・ホモが8005t(同5・3%減)、酢ビ・コポリ1100t(同14・3%減)、EVA5484t(同6・1%増)、アクリル1万5032t(同1・5%減)、アクリル・スチレン9867t(同0・8%減)、その他3354t(同19・9%増)であり、酢ビ系9105t(同6・5%減)、アクリル系2万4899t(同1・2%減)であった。