10月エマルジョン 生産・出荷2%台の増
2017.12.27
日本接着剤工業会(野川隆幸会長)はこのほど、平成29年10月のエマルジョン製品の生産と出荷数量を発表した。全生産量(融通分を含む)は4万7720t(前年同月比2・4%増)で、出荷量は4万3868t(同2・8%増)であった。
用途別出荷では、塗料は1万4705tで、前年同月比4・4%増加。前月比でも3・7%の増加となり、2カ月連続でプラスであった。ほか、接着は1万1731t(前年同月比3・6%増)、製紙1863t(同2・6%増)、繊維2632t(同3・5%増)、土木2143t(同6・7%減)、粘着6170t(同0・0%)、その他2785t(同0・9%減)、輸出1839t(同14・6%増)であった。
またモノマー別出荷では、酢ビ・ホモが8027t(同7・2%増)、酢ビ・コポリ1243t(同7・8%増)、EVA5094t(同3・4%減)、アクリル1万5954t(同0・8%増)、アクリル・スチレン1万0012t(同1・8%増)、その他3538t(同15・3%増)であり、酢ビ系9270t(同7・2%増)、アクリル系2万5966t(同1・2%増)であった。