日塗工、10、11月塗料実績
2018.02.17
日本塗料工業会(田堂哲志会長)は11月の塗料実績(経済産業省統計調べ)を発表した。販売金額は微増、生産数量および販売数量は微減となった。数値的には4月以降、10月まで、生産、出荷の3数値はともに7カ月連続でプラスだったが、8カ月ぶりにマイナスに転じた。販売金額はプラスを保った。生産数量は14万7095tの前年同月比0・6%減、販売は数量が15万7967tの同0・8%減、金額は603億900万円の同0・8%増。在庫数量は10万1106tで、前年同月比2・6%増。平均単価は382円で同1・6%上昇した。稼働率は57・3%。
4月からの累計は生産数量が112万6025tの前年同期比2・1%増、販売数量が119万8499tの同1・5%増、同金額が4618億3800万円の同2・7%増。生産、販売数量・金額いずれも前年同期を上回って推移している。累計の平均単価は385円で前年同期比1・2%の上昇。
また、10月は生産数量が15万500tの前年同月比3・6%増、販売は数量が15万5690tの同0・6%増、金額は599億2500万円の同2・2%増で、生産数量および販売数量・金額いずれも前年同月を上回った。在庫数量は10万3033tで、前年同月比4・6%増。平均単価は385円で同1・6%上昇した。稼働率は58・5%。