日塗工、12月塗料実績 ・暦年実績
2018.03.07
日本塗料工業会(田堂哲志会長)は昨年12月の塗料実績(経済産業省統計調べ)を発表した。販売金額は3%台の増勢、生産数量及び販売数量は1%台の微増となった。4月以降、11月まで生産、出荷の3数値はともに7カ月連続でプラス。11月はいずれも微減となったが、1カ月でプラスに戻した。
生産数量は13万7318tの前年同月比1・4%増、販売は数量が14万6267tの同1・0%増、金額は564億4100万円の同3・3%増。在庫数量は10万2524tで、前年同月比2・7%増。平均単価は386円で同2・2%アップした。稼働率は52・7%となり4・6ポイント下降した。
4月からの累計は生産数量が126万3343tの前年同期比2・0%増、販売数量が134万4766tの同1・4%増、同金額が5182億7900万円の同2・8%増。生産、販売数量・金額いずれも前年同期を上回って推移している。累計の平均単価は385円で前年同期比1・3%の上昇。
なお、平成29年暦年(1―12月)の実績は生産数量が167万4700tの前年比1・5%増、出荷数量が178万2540tの同1・2%増、出荷金額が6839億5400万円の同2・1%増と、1、2%台のプラスとなった。