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11月業況アンケート、出荷数量・金額とも減

日本塗料工業会(若月雄一郎会長)は2024年11月の業況観測アンケート(日塗工会員33社集計、前年同月比)の結果を発表した。前年同月比指数計算値は販売数量が96・7%と減少、販売金額も99・6%と減少した。
 
需要分野別(金額)では、建築は同98・7%、木工も同98・7%、自動車は同98・1%、電気・機械・金属は同97・9%、船舶・構造物は同97・5%といずれも下回った。
 
全体の出荷数量は33社中、前年同月比プラスが11社、マイナスが20社、横ばいが2社。販売金額は33社中、同プラスが15社、マイナスが14社、横ばいが4社であった。出荷数量の推定値は13万3千tで前年同月比97・1%、同金額は661億円で前年同月より3億円減少した。
 
需要業種別で見ると、建築は21社中プラスが5社、マイナスが14社、横ばいが2社。自動車は14社中プラスが8社、マイナスが6社。船舶・構造物は9社中プラスが2社、マイナスが3社、横ばいが4社。電気・機械・金属は18社中プラスが9社、マイナスが9社。木工は8社中プラスが4社、マイナスが4社であった。
 
2024年12月見込み(前年同月比)は、販売数量は33社中プラス予想が8社、マイナスが17社、横ばいが8社。同金額はプラス予想が12社、マイナスが11社、横ばいが10社であった。なお、12月の出荷数量見込みは前年同月比95・8%、同金額は96・6%としている。