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5月業況アンケート、出荷数量・金額とも増

日本塗料工業会(若月雄一郎会長)は2024年5月の業況観測アンケート(日塗工会員33社集計、前年同月比)の結果を発表した。前年同月比指数計算値は販売数量が102・0%と増加に転じ、販売金額も105・1%と増加が続いた。
 
需要分野別(金額)では、建築は同107・7%、船舶・構造物は同106・6%、電気・機械・金属は同105・2%、自動車は同104・6%と上回ったが、、木工が同94・2%と下回った。
 
全体の出荷数量は33社中、前年同月比プラスが16社、マイナスが14社、横ばいが3社。販売金額は33社中、同プラスが21社、マイナスが9社、横ばいが3社であった。出荷数量の推定値は12万1千tで前年同月比102・5%、同金額は604億円で前年同月より30億円増加した。
 
需要業種別で見ると、建築は21社中プラスが13社、マイナスが8社。自動車は14社中プラスが11社、マイナスが3社。船舶・構造物は9社中プラスが6社、マイナスが2社、横ばいが1社。電気・機械・金属は18社中プラスが12社、マイナスが6社。木工は8社中プラスが2社、マイナスが6社であった。
 
2024年6月見込み(前年同月比)は、販売数量は33社中プラス予想が12社、マイナスが16社、横ばいが5社。同金額はプラス予想が13社、マイナスが12社、横ばいが8社であった。なお、6月の出荷数量見込みは前年同月比94・4%、同金額は97・3%としている。