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塗料・塗装設備展【大阪】商談活気に閉幕

2024.05.10

RX Japanは、5月8日から10日まで、大阪市住之江区のインテックス大阪2号館において「第7回塗料・塗装設備展【大阪】(コーティングジャパン)」を開催した。来場者は素材WEEKの同時併設展と合わせて延べ2万1132人(主催者発表・速報)と、前年比では9%減と減ったものの、塗料・塗装設備展では「昨年より多くの人ではないか」(出展者)との多くの声が聞こえた。

来場者は、中小企業をはじめとする決裁者が訪ね、各ブースとの商談に時間を割いていた。また、若手人材も研修を兼ねて足を運んだ。

塗料報知新聞社もブース出展し、本紙特集号や雑誌『塗布と塗膜』を限定配布。WEBセミナーの参加を呼びかけた。また日本塗装機械工業会(CEMA)、国際工業塗装高度化推進会議(IPCO)と連携し、来場者からの相談に対応した。また、日塗工ブースと隣接することで、塗料・塗装ユーザーの課題をワンストップで解決する業界の試みも行った。

相談者には「これから新しく塗装設備を導入したい」や、「具体的にゴミ・ブツに課題があるので、解消したい」等、新設や現在のラインについての相談事があった。製品のサンプルを持ち込む等の工業塗装事業者も居た。

3日間通して開かれた「塗装セミナー」では、聴講料無料、事前参加申込も不要で、気軽に参加できるため大勢の人が集まった。展示会のコンセプトに合った、課題解決型セミナーであると好評だった。なお、会期2日目には、交流懇親会も開かれた。

注目ブース

溶剤、粉体塗装どちらも対応の高捕集排気ユニット_アンデックス

塗料技術によるサスティナブル社会貢献_関西ペイント

接続プローブを自由に選択、「SWT-NEO Series」_サンコウ電子研究所